出会い系でサクラ・業者・キャッシュバッカーだと判定する基準

出会い系・マッチングアプリを利用しようとした時、よく持たれる不安要素として、

• サクラ
• 業者
• キャッシュバッカー

が挙げられます。

このページでは、そんな不安を解消するためのあらゆる情報を提供します。

サクラ・業者・キャッシュバッカーの定義と目的

サクラ・業者・キャッシュバッカーの定義と目的をシンプルにまとめると下記の表になります。

この後に文章できっちり説明しますので、まずはざっと目を通して内容を把握してください。

サクラとは？サクラの定義と目的

サクラとは、本来なら盛り上がってない場を盛り上がってるように見せかける工作員です。

ただ、結論から言ってしまうと、しっかり知名度があって運営歴もそれなりにある出会い系にサクラはいません。

サクラと呼ばれる存在はゼロと言ってもいいです。

口コミなどで「サクラが多かった」などの意見をたまに見ますが、それは口コミ投稿者が認識を誤っているだけで、サクラではなく業者かキャッシュバッカーのどちらかでしょう。

考えてもみてください。

サクラというのは、人数が少なくて盛り上がってない場を盛り上げる要員なのですから、すでに会員数が10万人、100万人、1000万人もいるサービスでサクラを雇う意味はありません（人件費の無駄）。

会員が10万人、いや1万人でもいれば、サクラを使わなくても会員同士でやり取りが自然に発生します。

なので、運営歴が長いところでは、サクラを警戒する必要はありません。

サクラを警戒しなければならないのは、

という場合です。

できたばかりの出会い系を起動に乗せようと思ったら、会員を集めるためにかなり頻繁に広告を打つ必要があります。

それをしないということは、実際のユーザーはかなり少ない（ほぼいない）状態で、サクラだけにメールのやり取りをさせてユーザから利用料金だけを巻き上げようとしてる悪質サイトということになります。

業者とは？業者の定義と目的

業者とは、何らかの利益を目的として出会い系内で活動している営業マンのようなものです。

業者は下記のような活動をしています。

出会い系のサービスというのは、恋愛や趣味友などにつながる出会いを作ることを前提としているので、金銭などの利益を目的で活動するのはNGです。

なので、こういった業者を見つけた場合は、運営に即通報してOKです。

ちなみに、業者が存在することについて、運営側に悪意はありません。

どれだけ監視の目を光らせても、500万人も1000万人も会員がいる中で100%全ての業者を駆逐するというのは現実的に不可能だと思いますので、ユーザが積極的に通報して業者を減らしていきましょう。

見分け方は後述します。

キャッシュバッカーとは？キャッシュバッカーの定義と目的

キャッシュバッカーとは、出会い系の中でポイントをためて、それを換金するために活動している女性ユーザのことです。

出会い系によっては、女性はメールをするごとにポイントがたまり、それを現金に換金（キャッシュバック）できるシステムを採用しているところもあります。

このシステム自体は、運営側に悪意はなく、女性ユーザからも積極的にメールを送ってもらうためのアイデアです。

ただ、このキャッシュバックのシステムを悪用して小銭を稼ごうとするセコイ女性ユーザがごくたまにいるだけです。

当然、あらゆる出会い系のサービスというものは、出会いを作ることを目的としているので、出会う気もなくサイト内でお小遣い稼ぎをするという利用法はアウトです。

疑わしいと思ったら通報しましょう。

見分け方は後述します。

その手口・見分け方

それでは、業者やキャッシュバッカーの手口について、

1. プロフィールから判定する
2. メッセージから判定する

という2つの状況に分けて説明します。

プロフィールから判定する基準

①プロフィール画像がかわいすぎ or イケメンすぎ

中には本当にかわいい or イケメンなユーザもいますが、その写真の撮られ方があまりにもキレイ過ぎるのは注意が必要です。

まるでモデルさんのような映り方をしてる場合とかですね。

怪しいと思ったら、Google画像検索に引っかけてみてチェックしてみると良いでしょう。

Google画像検索によるチェック方法

下記はフリー画像で有名な河村友歌さんです。

（ここまで有名な人だとすぐバレると思いますので、実際はもっと無名の人が使われます。）

仮に上記のようなかわいい女の子の画像がプロフィールに使われていたら、

1. 画像を保存する or 画像URLをコピーする

まずは、その業者と疑わしい画像を一旦保存するか、あるいは、画像URLをコピーします。

2. Google画像検索に引っかける

Google画像検索を開き、保存した画像をアップロードするか、画像URLを貼りつけるかします。

Google画像検索のトップページで、カメラマークを押します。

「画像のURLを貼り付け」か「画像のアップロード」どちらかの方法でGoogleさんに確認を依頼します。

3. 「類似の画像」or「一致した画像を含むページ」をチェック

そして、「類似の画像」か「一致した画像を含むページ」に同じ画像が出てきたらアウトです。

有名人でもない一般人は、通常自分の画像をネットにアップするという行為はしていないはずなので、このチェックに引っかかったら、有名人の画像が勝手に使われている可能性（つまり業者の疑い）があるというわけですね。

実際のところ、こんな手間をかけなくても、プロフィール文章とかと組み合わせれ判断すれば、すぐ気付けます。

では次。

②スペック高すぎ（意識も高すぎ）

①では見た目の部分に触れましたが、見た目以外のあらゆる要素がハイスペックというのも怪しいです。

例えば、

みたいなものです。

「おいおいアンタ本当に人間かよ」って突っ込みたくなるくらい完璧超人のようなプロフィールですね。

更に、サブ画像が豪遊系だったりしたら要注意です。

実際にそのくらいストイックですごい生活をしている人もいるのかもしれませんが、それをバカ正直に鵜呑みにするのはよくありません。

③性的な意味で挑発している

性的な挑発は男性こそ要注意です。

これは画像も文章も両方とも含みます。

などです。

これは童貞の視点を持ってみて「どう考えても男に都合が良すぎる」と思ったら、警戒しておきましょう。

少なくとも一般女性は、プロフィールで性的なアピールなんてまずしません。

メッセージから判定する基準

では次に、プロフィールではなくメッセージから業者を特定する方法について説明します。

①他サービスのURLを貼ってくる

他サービスのURLを貼ってくるというのは、もう露骨すぎてすぐ分かりますね。

勧誘的行為はサービス規約にも違反してるので、即通報しましょう。

②性的に誘惑してくるようなメッセージ

これは男性注意です。

プロフィール文と同じで、メッセージで性的に誘惑してくるような文章を打ってくる女性会員（業者）がいます。

例えば、

などです。

普通に出会い系を利用してる女性ユーザは、上記のようなメッセージは絶対に打ってきませんので注意してください。

③お金儲けの話をしてくる

出会い系は恋愛的な意味での出会いを求める場であって、ビジネス情報を共有するための場ではありません。

などの勧誘をされたら即切りましょう。

④質問に対してちゃんと答えてくれない（会話がおかしい）

出会い系内でのメッセージのやり取りでは、やり取りの度に質問をすることも多いでしょう。

というかそれが基本です。

もしも、1回のメールで3つも4つも質問していたり、回答に困るような質問をしていたなら、それは質問する方が悪いですが、答えやすいシンプルな質問を1つ加えただけなのに答えてもらえない場合は、切った方がいいかもしれません。

念のために強く書いておきますが、下記のような場合は質問する側が悪いです。

上記のようなケースでは回答が返ってこなくて当たり前です。

そうではなく、たった1つだけ答えやすいようなシンプルな質問をしているのに、返信がきた時に回答されていなかった場合です。

その場合、

ということが考えられます。

そうなると、真剣さや誠意がないというのはもちろんのこと、業者やキャッシュバッカーである可能性も生まれてきます。

ですので、そんな人とは、どちらにしろメッセージのやり取りを続けない方がよいということです。

言ってしまえば時間の無駄というやつです。

⑤すぐLINE交換を求めてくる

いきなりLINE交換を求めてくるのは、LINE IDの収集業者の可能性があるので、無視しましょう。

まともな人ならば、まずはサイト内で軽い会話をします。

⑥ある程度メッセージのやり取りをした後でも出会うことを拒否される

突然ですが、「SNS」と「出会い系」の明確な違いって分かりますか？

それは、出会うことが前提になっているか、そうでないかの違いです。

TwitterやFacebookでも知らない人と交流することは可能ですし、そのまま出会いにつながることはありますが、TwitterやFacebookでは出会うことが前提になっていません。

つまり、ネット上でやり取りをするだけの関係の場合も多々あるわけです。

一方で、出会い系というのは、その名のとおり出会うことを前提としてやり取りをします。

サイト内でやり取りをするだけで終わっていたら出会い系の意味がありません。

「今度一緒にご飯どうですか？」というようなお誘いの流れに発展するかは、メッセージのやり取りをしている2人の温度感にもよりますが、ある程度やり取りを繰り返して雰囲気が温まった後でも誘いを断られるならば、業者やキャッシュバッカーの可能性が考えられます。

もちろん、自分だけ会いたいモードになってて、相手はまだそんなテンションになってないという可能性も考えられます。

しかし、繰り返しますが、サイト内でメッセージをし続けているだけでは出会い系を利用している意味がないので、ある程度メッセージのやり取りをした後でもお誘いを拒否されるならば、それ以上その相手とメッセージをするのはやめた方がよいでしょう。

時間の無駄です。

業者やキャッシュバッカーというわけではなく、仮に相手が一般ユーザだったとしても「会ってみたいと思うタイミングが合わない」というのは、そもそも相性も良くない可能性がありますので。

まとめ

信頼できる出会い系5選

上記の出会い系は、

• ちゃんと届け出を出している
• 運営歴がある
• 適正な料金
• 監視体制がしっかりしている

という意味で信頼できます。

業者が完全にゼロということはありませんが、通報システムもしっかり機能しているので、年々そういった悪いユーザは少なくなってきています。

これらの出会い系を利用したうえで、この記事で書いている注意点を頭に入れておけば、悪質なユーザに引っかかることはほぼなくなるでしょう。

より有意義に出会い系を利用するためにも、この記事で得た知識を役立てていただけたら幸いです。