出会い系において
- 失敗するLINE交換
- 成功するLINE交換
- アポ取り(お誘い)をかけるまでの流れ
- 拒否られた場合
などについて解説します。
意味もなくLINE交換を求めない
まず、出会い系の性質上、ほとんどの場合は男性から女性にLINE IDの交換を求めます。
女性から要望する場合もゼロではないですが、それはあまり多くないパターンだと思っておいてよいです。
そして、女性は基本的にたくさんの男性からアプローチを受けているので、その分だけLINE交換もたくさん求められています。
だからこそ、「相手が納得できるLINE交換するのに自然な理由」が必要です。
つまり、ただ自己都合だけでLINE交換を求めても、基本的には拒否されるか無視されるかになります。
まずは、そういったダメなパターンを見ていきましょう。
- ポイントがもったいないから
- 出会い系サイト内のメールに気付かないから
- 退会するから
具体的に説明します。
①ポイントがもったいないから
- ポイントがもったいないから
- ポイントが減ってしまうから
これは月額制の出会い系ではなく、ポイント制の出会い系で起こりうる現象ですが、なんとも情けない話ですね。
女性からしてみたら「なんてケチくさい奴だ」と思われますし、そんな男性に魅力を感じたりはしません。
②出会い系サイト内のメールに気付かないから
- サイト内のメールに気付かないから
- あまりログインしないから
- アプリの通知機能が壊れているから
上記のような理由の場合、かなり二人の温度感が高まっている状態であれば、LINE交換に応じてくれる可能性はあります。
しかし、この理由は、男性側がマメに出会い系にログインすれば解決する話です。
女性からしたら「そっちの都合じゃん。そっちがちゃんとログインすればいいだけの話じゃん」という心理になるのは分かりますよね。
「気付かないから」という理由でLINE交換を要望することをテクニックのように書いてるサイトもありますが、成功率は高くないということは知っておいてください。
③退会するから
- もうこのサイト退会するから
- 6ヵ月プランがもうすぐ終わるから
これもテクニックの一つとして書かれている場合がありますが、LINE交換の成功率は高くありません。
何故ならば、もうお分かりの通り、男性側の都合だからです。
ちょっとでも冷静に考えてみれば、女性側が
「何で会ったこともない1人の男性のために私が合わせなきゃいけないの?勝手に退会すれば?」
という心理になるのは想像に難くないはずです。
メールの段階で相手の女性が男性に強い特別感を持っていればよいですが、会ってない段階でそこまでの想いを持つ女性はほぼいません。
メールの段階では「その他大勢の中の1人」なのだから、女性側からしたら、そんなその他大勢の中の1人に合わせてあげる筋合いはないわけです。
ここまでのまとめ:ダメなLINE交換要望の共通点
上記で3つの例を出しましたが、もうお分かりのとおり、自分の都合だけでLINE交換を要望してもダメということです。
この辺は恋愛面というよりは日常生活における常識で考えた方がよいですね。
- 自分の都合ばかり考えている
- ジコチュー
という存在が、日常的に嫌われていくのは誰もがご存知の通りです。
それと同じことを出会い系のメッセージのやり取りの時にやっても、そりゃあ拒否されるのも当たり前です。
LINE交換するのに自然な2つの理由
では次に、LINE交換するにあたっての自然な理由について見ていきます。
- 通話しておいた方がお互いに安心という理論(非推奨)
- 会うことが決定してから(推奨)
①通話しておいた方がお互いに安心という理論(非推奨)
ある程度メッセージのやり取りをしたうえで「通話しておいた方がいいよね」という理由でLINE交換を求めるのは、ありと言えばありですが、なしと言えばなしです。
「会う前に通話しておいた方が安心できるよね」という理由は、相手のことを考えているとも言えます。
実際、通話することによって、メールだけでは分からないリアルタイムトークの雰囲気を知ることができるので、女性にも男性にもメリットがあります。
しかし、それは電話することに抵抗がない女性にしか適用できません。
下記のアンケート結果を見てください。
- 調査対象:出会い系利用者の男女それぞれ400人
- 実施期間:2018年9月
会う前に通話したいと考えているのは、男性25%、女性18%です。
「出会う前に通話しなくていい」と思ってる人の方が多いんですね。
もしもあなたが「出会う前に通話するのは当たり前」という価値観だったとしても、それは少数派だということを認識しておいた方がよいということです。
(ちなみに、この記事の筆者は出会い系で100人以上の相手と会ってますが、会う前に電話したことは1度もありません)
このことから導き出されるのは、せっかくメールで温度感が高まった状態で「通話しよう」と言ってLINE交換を持ち掛けても、相手が「通話しなくていい派」だった場合、今までのやり取りが無駄になってしまう可能性があるということです。
「どちらでもよい」と考えている女性もいるので、通話するためのLINE交換でOKをもらえる可能性はありますが、そうじゃない女性が多数派ということを考えると、通話を理由にしたLINE交換はあまりオススメできません。
強いて安全策を取るならば、いきなり通話を理由にLINE交換を持ち掛けるよりは、まず「会う前に通話してみたいか」の確認を取り、その回答がYesならば、「ちょっとお話してみませんか?」という提案をしてみるのがよいでしょう。
②会うことが決定してから(推奨)
LINE交換をするのに最もベストなのは、出会うことが確定した後です。
これが一番自然です。
お誘いをOKしてくれたということは、すでにある程度の信用は得られている(相手の警戒レベルが下がっている)ので、これでLINE交換を断られることはまずありません。
例えば、食事に行くという誘いでOKをもらったならば、あとはもう細かいお店や時間の調整をするだけです。
そのスケジュール調整をする際、
- 行きやすい場所
- 空いている日
- 何時頃から平気か
など、お互いに細かいやり取りが必要になるので、そのやり取りをLINEで行うのはごく自然なことです。
むしろ、そんな細かいやり取りをサイト内でやるのはお互いにとって不便なので、日程調整のためにLINE交換をするのは自然の摂理とも言えます。
リアルで出会うまでの流れを逆算して考える
上述したとおり、「LINE交換」と「お誘い」はセットなので、出会うまでの流れと考え方についてこのまま説明します。
出会い系ユーザは出会い系の中でメールをしてるだけでは意味がないので(←コレ重要)、いずれはリアルで会うことになります。
業者やキャッシュバッカーではない一般のユーザならば、男女ともにリアルでの出会いを目指しています。
ただ、このリアルで出会うまでのやり取りの間にメールが途切れてしまったりする人もたくさんいるでしょう。
そこで、重要な考え方ですが、ゴールから逆算して考えるということです。
この考え方を持って流れを組み立てれば、無駄にダラダラとサイト内でメールをすることもなくなります。
出会い系内でメールしてる時点でのゴールとは
出会い系でやり取りをしている時点でのゴールとは「お誘いをかけてOKをもらうこと」です。
彼氏彼女を作るとか、趣味友や飲み友達、遊び友達を作るとか、それは出会ってからの話なので、まずは「出会い系」から「リアル」に橋をかけることが第一目標というわけです。
抽象的に言い換えれば、オンラインからオフラインへ移行することです。
- 食事
- 飲み
- お茶
- 何らかのイベント
などを一緒に楽しむということで、そのためのアポイントを取ることですね。
お誘いをかけるところから逆算して考える
例えば「食事に誘ってOKをもらう」ということを目指すとしましょう。
その場合、
食事に行く(ゴール)ためには?
食事に行くためには日程調整をしなければなりません。
日程調整をするためには?
上述したとおりですが、日程調整をするためにLINE交換をします。
LINE交換するには?
LINE交換するための自然な理由として、食事に誘います。
食事に誘うためには?
食事に誘うための話の流れとして、食べ物の話をします。
(好きな食べ物を聞いたりする)
食べ物の話をするためには?
休日や休日前の余暇の話などをして、自分が何か食べた話などをする。
ゴールから逆算して考える一連の流れ
会話文はシンプル化させているので、実際はもっと普通の会話が発生していると想定してください。
あくまでもゴールにたどり着くまでの流れのサンプルです。
(逆算する思考でまずは上から見ていって、次に下側から見てください)
上図は「ゴールまでの筋道を意識する」ということの重要性を説明しているものです。
実際は女性の方からいきなり休日について尋ねられたりすることもありますし、会話がうまく回らない時もあります。
ただ、繰り返しますが、出会い系の中でメールを延々と繰り返していても時間の無駄なので(それは女子側も同じ)、どこかで誘いをかけなければなりません。
その「誘いをかける直前」からの流れのサンプルと認識していただければ幸いです。
このサンプルをそのまま使ってもいいですが、ある程度アポ取りに慣れてくると「自分なりの誘うための流れの型」もできあがってくると思います。
そういった自分パターンができあがってくると、メールが成立した相手とは高確率で出会う段階まで行けますので、どんどんアポ取ってデートしていきましょう。
今回「食事に誘う」という例で流れを作りましたが、お茶でも飲みでも何でもいいと思います。
業者か!?お誘いやLINE交換を拒否されたら?
最後に、何通かサイト内(アプリ内)でメールのやり取りをした後に、お誘いやLINE交換を断られた場合はどうするか?
①お誘い(食事や飲みなど)はOKくれたけどLINE交換には応じてくれない場合
お誘い(食事や飲みなど)はOKくれたけどLINE交換には応じてくれない場合、これは簡単です。
実際に何回か会って信用度を確認できるまでプライベートの連絡先を渡したくないという人間も少なからずいますので、その場合は、サイト内でのやり取りでスケジュール調整をすればいいだけです。
出会うということに関して、別にLINE交換が必須というわけではないので、サイト内でのやり取りだけでもいいですし、フリーメールとかSkype IDとか、その他チャットアプリ系の交換でも何でもいいです。
その辺は柔軟に考えていきましょう。
②お誘いをしてから返信がない(無視された)場合
お誘いをしてから返信がない(無視された)ならば、気が合わないと判断されたとか、タイミングが合わなかったなどの可能性が考えられますが、もはや手の打ちようがないので、そこでその相手とのやり取りは終了です。
しつこくメールを送るなどは無駄なのでやめましょう。
③返信はあったけど拒否された場合
問題は、お誘いに対する返信はあったけど理由をつけて会うことを断ってきた場合です。
可能性は二つ考えられます。
- 業者 or キャッシュバッカー
- 相手がもっとじっくりメールしたいタイプ
①だと推測できる根拠が自分なりにあるならば、もちろん即運営に通報です。
②の場合、もっと長くメールのやり取りしたうえで誘いをかければ会ってくれるのかもしれませんが、継続してメールすることはオススメしません。
普通に出会い系を利用している一般ユーザだとしても、どのくらいの期間やり取りをしたら出会うテンションになってくれるのかも分かりません。
それについて「どのくらいやり取りしたら会う気になるの?」なんて質問するのも情けない話です。
なので、結論的には、返信はあったけど拒否された場合は、もう見切りをつけましょうということになります(ほとんどないと思いますが)。
というか、出会い系では複数の相手と同時進行でやり取りをするのが当たり前の世界なので、1人に執着する必要はそもそもありません。
誘いを断られたら、もう潔く諦めるのがもっともスマートな決断です。
まとめ
- 自己都合でLINE交換を求めないこと
- 会うことが確定してからLINE交換を求めるのがオススメ
- お誘いをかけるには逆算して考える
- お誘いを断られたら潔く諦める